COJ物語 その1〜白夜刀のカンナ〜
皆さんこんにちは。書くネタが無さすぎてブログを放置していたインセクターHAGAです。しばらくは赤黄デッキについて記事を書くつもりでしたが、聖女の祈りのエラッタにより計画が頓挫しました。また強い赤黄デッキができれば公開したいと思います。
というわけで、何を書くか悩んだ結果、ユニットのストーリーを妄想して書くことにしました。こういうssのようなものが苦手な方はお戻り下さい。今回は、「白夜刀のカンナ」に焦点を当てました。不評っぽかったらすぐやめます。
※この物語は私の勝手な妄想です。
〜隻眼の剣士・白夜刀のカンナ〜
西暦2014年、電脳空間に期待の新人剣士が彗星の如く現れた。軽いコスト、強い効果、可愛い見た目、全てが一級品だった。また、彼女は最強の女剣士を目指していた。
〜電脳空間・武家屋敷〜
ナギ「今日から、ついに噂の新しい剣士が来るみたいやで!」
烈火の侍「いよいよですね!」
イフリート「いよっ、いよーーっ!ですね!」
izo「天誅!!」
麺職人・武蔵「今日は豚骨ラーメンだぞ!」
不知火伍式「みんな俺の事忘れてない?」
©SEGA
20分後
カンナ「すみません、武家屋敷はこちらでしょうか…?」
ナギ「あ!もしかして、白夜刀のカンナさん!?」
カンナ「はい!」
烈火「あなたがカンナさんですか!」
イフリート「とりあえず、自己紹介してもらえるか?」
全員 (こいつ、ちゃんと喋れたのか…)
カンナ「みなさん初めまして!私は、白夜刀のカンナこと、橋本カンナです!これが本名です!最近では、1000年に1人の女剣士と言われています!また、最近は同時にアイドルもやっています!アイドル界では1000年に1人の美少女と言われています!でも、もちろん、武芸の練習もしっかり行いますので、よろしくお願いします!」
(拍手)
ナギ「アイドルってどうなん?楽しいん?」
カンナ「はい!楽しいですよ!でも、おじさん達が私達と握手をするためだけにCDを何枚も買ってるのを見ると、悲しくなってしまいます…。買った沢山のCDの使い道が、カラス除け以外に思いつかないのですが、皆さん何に使ってらっしゃるのでしょうか…?」
全員「…とにかく、これからは宜しくね!」
カンナ「はい、宜しくお願いします!」
こうして、カンナは刀の道を極め、侍になる…はずだった。
2日後
都内某所 SEGA・開発チーム室
◯っく「待てよ…カンナを種族・侍にすんのはやばくね?」
※◯っくさん イメージ画像
まっく(開発メンバー)「確かに、強いかもしれませんね…」
む◯く「もうさ、魔導士とかで良くね?」
まっく「確かにそうですね」
むっ◯「よし、決まりだな」
J子「ネイル変えたJー!」
こうして、カンナの夢は”大人の事情”で呆気なく砕けてしまった。
しかし、カンナは魔導士の館でも鍛錬を重ね、やがて一線級の魔導士へとなった。
青ヒトミ「しかしカンナはほんまにすごいなぁ…突然侍になるのを諦めさせられて、知識ゼロから魔導士を目指して、いまや一人前の魔導士やもんな…」
カンナ「ありがとうございます!これも、先輩方のおかげです!」
赤ヒトミ「それに比べてあんたは…しっかりしてもらわな困るんやけど」
カイム「すまん。最近なんか分からんけど、どんどんBPが下がってきてる…」
カンナ「確かに、私がカイムさんと出会ったばかりの頃は、ベルゼブブさんの蝿魔王剣を受けてもピンピンしていましたよね…」
カイム「面目無い…」
クシナダヒメ「 (赤黄にとってカイムのBP修正は)痛いですよ…?」
カンナは、頑張り屋さんだった。また、カンナは色々なデッキ、ユーザーに愛された。カンナは、様々なデッキで使用された。
しかし、カンナは疲れていた。様々なデッキに出張させられ、酷使された。カンナは、次第に精神を蝕まれていった。
ある時、カンナは珍獣達と共にデッキに入った。オーバークロック時の能力を買われたからである。しかし、カンナは疲れ切っていて、場にLv.3で出て相手を1体を呪縛さえすれば仕事は終わりだと思っていた。初めのうちはそうだった。しかし、いつからか「カンナのオーバークロック時の効果を繰り返し使えば強い」と気付いた者がいた。それを実現する方法は、カンナに薬を打って無理やりレベルを下げるという荒業であった。この方法は瞬く間に広がり、いまやカンナが珍獣デッキに入っている場合は必ずこの薬も共に入っている。
カンナは、その薬を打った。いや、打たされた。すると、一時的に疲れは取れた。だが、そのうちカンナは気付いた。「薬がないとダメだ」「もっと薬を…」カンナは、薬に依存していた。時には強い口調で見習い魔導士リーナに「早く薬を回収してきて!」と言ってしまうこともあった。
しかし、カンナは挫折を乗り越え、知識ゼロから一線級の魔導士になった少女であった。カンナは、薬に蝕まれながらも何とか己のアイデンティティを保っていた。「私は、武家屋敷にいるみんなや、魔導士の館にいるみんなと楽しく暮らすの!私を必要としてくれている人の為にも、そして自分の為にも、私は自分を見失わない!絶対に、負けない!」
やがてカンナは、様々な場所での働きが認められ、かなりの給料を貰った。お金に余裕ができたカンナは、給食係ピクシーの料理を食べるようにした。すると、薬の何倍も効果があることに気付いた。こうして、カンナは食事と、その強靭な精神力のおかげでついに薬の依存から抜け出した。
やがてカンナは、日々の弛まぬ努力が評価され、”新たなユニットを1体創造する権利”を得た。カンナは、電脳世界に来てから今までのことを振り返った。
カンナ (辛いことも沢山あったな…うん!新たなユニットは、私の電脳世界での生活を凝縮したユニットにしよう!)
カンナは、侍を目指し、夢破れ、魔導士になり、珍獣デッキでは薬漬けにされた。カンナは、珍獣デッキにいる時の自分が嫌だった。そんなカンナの思いが詰まったユニットが、ついに完成した。
©SEGA
光鷹丸
Ver.1.3EX2 / R / ユニット
CP:3
属性:黄
種族:侍
BP:6000 / 6000 / 6000
■影滅陣
このユニットがフィールドに出た時、全てのコスト1以下のユニットを消滅させる。
更に、登場時に奇声を発しながら登場させることで薬の中毒患者を想起させ、カンナは自分への戒めとした。
こうして、一人の少女の成長と共に、電脳空間に再び平和が訪れた…。
(おしまい)
…というわけで、可哀想(だし、すぐライフが無くなる)なのでカンナちゃんに怪しいお薬を打つのをやめてあげてください。
それではまた。(次はいつになることやら…)